巨人監督に高橋由伸就任。来シーズンのセリーグ監督に注目。

原監督が今シーズン限りで退任を発表し、空席になっていた来シーズンの巨人の監督に、高橋由伸選手兼任コーチが就任することが発表されました。監督就任も驚きだけど、あの高橋由伸がこのような形で現役引退を迎えたことも驚きです。

 

 阪神ファンの家庭に育ってきたけれど、スター軍団の巨人に阪神がどう立ち向かっていくのかはいつも楽しみにしていました。子供の頃から見ていた巨人のイメージは「松井、清原、高橋由伸、上原...」みたいな感じだったので、90~00年代の巨人の柱の一人だった由伸の引退は純粋にプロ野球ファンとして寂しいです。

 

巨人の監督が決まり、来シーズンのセリーグの監督が揃いました。原さんと阪神の和田さんが辞めたことで一気にセリーグ監督の平均年齢が若返りました。全員40代になったセリーグの監督はこのような感じです。

 

ヤクルト : 真中満監督(44歳)

巨人 : 高橋由伸監督(40歳)

阪神 : 金本知憲監督(47歳)

広島 : 緒方孝市監督(46歳)

中日 : 谷繁元信監督(44歳)

DeNA : ラミレス監督(41歳)

 

全員選手としてリアルタイムで見てきた監督ばかりです。野球は監督ではなく、あくまでも選手がプレーするものだけれど、監督同士のつながりもあって楽しみな対戦が増えるなという印象です。

 

個人的に楽しみなのは阪神vs広島です。同年代で、広島時代にはチームメイトとして切磋琢磨してきた金本新監督vs緒方監督の戦いはしびれます。「阪神・金本監督」を広島ファンはどういう気持ちで見ているのか気になります。



 

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巨人vsDeNAも楽しみなカードの一つです。巨人66代四番打者打者・高橋由伸と、同じく巨人・74代四番打者・ラミレスのぶつかり合い。共に監督初挑戦。個人的にDeNAの監督に就任したラミレスがどういう野球をしてくるのかは興味があります。パフォーマンスに目が行きがちだけれど、現役のときから研究熱心で頭のよいバッターという印象があったので采配面でも注目したいです。

 



 この並びを見て、「全員40代・全員野手出身」である点も注目したいです。真中監督、谷繁監督、緒方監督はすでに監督経験があるけれど、来シーズン新たに就任する高橋由伸監督、金本監督、ラミレス監督の3監督がどいのような投手陣を作り上げていくのかは興味深いです。これから決まる投手コーチにも注目していきたいです。

 

ドラフト会議を終え、監督が決まった来シーズンのセリーグ。オフシーズンの間にFAやトレードを含めたチーム作りをどのように行っていくのか純粋に楽しみです。人気選手の引退が相次ぎ寂しい面もあるけれど、新しいプロ野球の時代が切り開かれていくことに注目していきたいと思います。

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