『失敗しない〇〇』を探すよりさっさと始めて失敗した方が成長できる
街中や、新聞、テレビなどのメディアでよく謳い文句としてあげられるのが『失敗しない〇〇の選び方』などのようにコレを選んでおけば失敗しないというキャッチコピー。
そういうモノを目にする度に、日本人は失敗することを極度に恐れる人種なのだなと感じる。
確かに失敗したら恥ずかしいし、失敗した自分を人に見られたり、失敗したことに対して周りから馬鹿にされたり、非難を浴びてしまうかもしれないという恐れは誰でも感じるのだと思う。
けれど、人生一回きりしか生きられない中で、失敗しないように安全な道をひたすら探し続けて後で後悔することの方が人生においてリスクは高いと思うのだ。
サッカー日本代表の本田圭佑が、2010年南アフリカワールドカップへのメンバー入りを果たすために、2010年冬、当時所属していたVVVフェンロ(オランダ)からCSKAモスクワ(ロシア)に移籍した時の言葉が強く印象に残っている。
リスクのない人生なんて、逆にリスクだ。僕の人生なんてリスクそのものなんで。
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逆説的な言い方になるけれど、人間は失敗することで『失敗しないための方法』を学ぶことが出来るのだと思う。
そのためには、これまで自分が取り組んだことがない、新しいことに挑戦したり、自分が苦手だなと思っていた環境に飛び込まなくてはいけない瞬間があるのだと思う。
そのために大切だと思うのが『決断するスピード』。人間の心理として、決断するのが遅れれば遅れるほど、『今のままでいいか』と現状維持を選んでしまう部分がある。
現状維持のままでいることは気持ちが楽だし、安心すると思う。けれど、挑戦することで得られるはずだった『失敗しないための方法』の発見という大切な財産をみすみす逃してしまうことにもつながっていると思うのだ。
自分を成長させるためには、勇気を持って新しい一歩を踏み込んでみること。そこで得られた新しい経験が自分の生きていく上での糧となる。そんなことを感じるのである。
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