必ずしも続けることが善ではなく、やめることが悪ではない。
仕事でも勉強でも趣味でも何でもいいけれど、何かことを成す、結果を出すためにはある程度続けることは必要だとは思います。
「継続は力なり」という言葉があるように、続けることで知識やスキルを覚えたり成長する事ができるからです。
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だからといって何でもただ続けていればいいかというとそういうものでもない場合もあると僕は思います。
その時の状況や、人間の考えは時間とともに変化するのが当たり前だと思うからです。
人間は変化することを無意識に恐れる生き物だと思います。
今の現状に収まっていれば安定しているような気になるし、余計なリスクを背負わずに済むからです。
けれど、今の現状を変えたいと思っていたり、何か新しいことにチャレンジしたいと思った場合、今の現状を捨てるリスクを背負わざるをえない状況が出てきます。
現状に得ていたものを失うことを受け入れる必要があるからです。
人生なんて思い通りに進むものでもないし、最初から狙っていたようにことが進んでいくことのほうが少ないと思います。
それならば、その都度上手く軌道修正して、自分が望むような決断、選択をしていけば良いのかなと思います。
僕の大学時代の経験で言うと、元々某地方国公立の工学部・情報系の学部に通っていたのを、編入試験を利用して語学系の大学へ文転をした経験があります。
周りからは「工学部にいたほうが就職の際に潰しが利く」と言われましたが、反対を押し切って自分の意志を通して語学系の大学へ編入して2年間その大学に通い、卒業しました。
世間一般からみたら僕の経歴は変なものなのかもしれないけれど、自分が悩んで、決断して行動した結果なので別に後悔はありません。
情報系に通い続けることで得られたスキルを捨て、語学系の大学で語学・経営学の勉強をしたことは今の自分にとても役に立っていると思います。
仕事でも「三年は我慢しろ」みたいな考えがあるけれど、自分が納得して、その仕事が好きで続けているのならそれは全然構わないと思います。
けれど、しんどい人間関係や、合わない仕事内容などによるストレスからうつ病になったり、体調を崩してしまうくらいならスパっとやめる勇気も持つべきだと思います。
続けることもやめることもどちらが良い、悪いとかではなく、自分が納得して決断して、今の状態を選べているかが大事だと思うのです。
そうすれば良い人生を送ることに繋がっていくのではないかと思うのです。
その時その時状況に合わせた柔軟な考えを持ちながら生きていたいなと思ったのでした。ではでは。
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