槇原敬之の名曲から想う"僕が一番欲しいもの"
こんばんは。自分はテレビCMと映画、ドラマ主題歌、本屋でかかっていた有線などの曲を調べるのが好きなんですけれど今お気に入りの1曲が槇原敬之の「僕が一番欲しかったもの」今から11年前の2004年にリリースされた1曲で、去年からはテレビCMでもかかっています。
この曲をじっくり歌詞を見ながら聞いていくととても温かい気持ちになります。歌詞のストーリーは主人公の僕が素敵なものを拾って喜んでいたのだけれど、僕の近くにその素敵なものを自分より欲しい人がいることに気付いて、惜しく思いつつもその素敵なものをあげます。するとその貰った人がとても嬉しそうに笑っくれます。その後も素敵なものを拾っても僕より欲しい人にあげるということを繰り返し、最後には素敵なものが見つけられなくなります。
けれどもそんなことを繰り返してきた過去を振り返ってみたら僕があげた素敵なものに対して皆んなが「ありがとう」と笑ってくれて嬉しそうにしている。そんな人の姿をみた時に感じる自分の中での幸福感や満たされた気持ちが自分が本当に欲しかったものだったんだということに気づくというストーリー。
僕があげたものでたくさんの 人が幸せそうに笑っていて それを見た時の気持ちが僕の 探していたものだとわかった
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人間は口では世界平和とか戦争反対とかを謳ってるけれど現実は自分が思っているより人のことなんてどうでもよくて、自分だけが幸せなれさえすれば良いと思ってるような気がする。それが現実なのかもしれないけれど幸せを感じるだけじゃなくて欲してる人と分かち合えたらそれは素晴らしい理想的な形なのではないかなと思います。
僕が中学2年生の時の担任の先生が教えてくれたのが「情けは人の為ならず」という言葉。人に親切にしてれば巡り巡って自分によい報いとして返ってくるだろうという意味の故事です。座右の銘は何かと聞かれたらこの言葉が浮かびます。人に与えようとし過ぎて、見返りがないとそれを不満に思ってしまう嫌な自分が顔をのぞかせることがあるけれど、良い意味で人に期待せず見返りを求めず、ただ与えられる人になりたい。マッキーのこの一曲はそんな自分の心の奥に眠る"僕が一番欲しいもの"を呼び覚ましてくれる一曲です。
僕が一番欲しかったもの in 日本武道館
- provided courtesy of iTunes
ではでは。
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