ゆとり第一世代。自分の好きな音楽の原点は、「ビーイングブーム」だった。
「No Music, No Life」ではないけれど、自分の生活の中で無くてはならないものの一つが音楽。自分がこれまでに聴いてきた音楽のルーツを辿っていくと、今からおよそ20年前の1990年代のJ-POPに行き着きます。その中でも、1990年代前半に起こった「ビーイングブーム」にはかなり影響を受けています。
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ビーイングブームとは大手音楽事務所「ビーイング」に所属するアーティストがチャートの上位を独占した社会現象で、所属アーティストのメディア露出をあえて控えさせることで、CDの売上を促進させました。
ビーイングには、1990年代を彩った錚々たるアーティストが並んでいるのだけれど、その中でも自分が好きだった、影響を受けてきた曲を紹介していきたいと思います。1990年代の前半の曲に絞ってチョイスしてみました。
裸足の女神/B'z
まずはビーイングの稼ぎ頭、B'z。AKB48に破られるまでは連続ミリオン記録を持っていた日本を代表するアーティスト。1990年代は数々の名曲を生み出しているけれど、個人的に好きなのは「裸足の女神」です。PVがいかにも1990年代という感じがして大好きです。2番の「情けないヤジばかり飛ばすだけの、ヒマジンなんかよりよっぽどいいから」というフレーズは最高です。
世界が終るまでは・・・/WANDS
WANDSもビーイングブームを支えたアーティストの一人。世の中の音楽で、好きな曲は沢山有るけれど、一曲だけ挙げるとしたら何かと聞かれた時にこの曲を挙げるくらい好きな一曲です。曲も、ボーカル上杉昇の声も最高にかっこいいです。アニメ「スラムダンク」の主題歌として記憶に残っている人も多いと思います。WANDSの曲では「もっと強く抱きしめたなら」はCMソングに使われていて、当時幼稚園だった自分の記憶にすごく残っています。
眠れない夜を抱いて/ZARD
ZARDと言ったら「負けないで」、「揺れる想い」が売れた曲だけど、自分が一番好きなのは「眠れない夜を抱いて」です。2007年に坂井泉水が亡くなった時に、ZARDのアルバムを聴き込んでいて、その中でも一番聴いていた曲です。素晴らしい女性アーティストは沢山いるけれど、その中でも彼女の存在は永遠に色褪せないんだろうなと思います。
あぁ/大黒摩季
続いてはこの人、大黒摩季。とにかくテレビに出ないことで有名なアーティストでした。この曲はSMAPの中居正広主演のドラマ「味いちもんめ」の主題歌として起用されていて、印象深い一曲です。大黒摩季の歌は、世の中の女性が抱えている「本音」の部分を掘り下げている歌詞が多くて面白いです。
このまま君だけを奪い去りたい/DEEN
DEENのデビュー作であり自身最大のセールスを記録した代表曲です。1stシングル、1stアルバムがミリオンセールスを記録した史上初のアーティストだそうです。曲が素晴らしいのは言うまでもないけれど、1990年前半から中盤にかけてのCDが一番売れていた時代の波にも上手く乗ったアーティストなのかなと思います。
果てしない夢を/ZEEG,REV,ZARD&WANDS featuring 長嶋茂雄
ビーイングに所属していた4組のアーティストのよるコラボ曲。日本テレビ系列で放送されていたプロ野球中継「劇空間プロ野球」1993年のテーマ曲。当時巨人軍の監督に就任した「ミスタープロ野球」長嶋茂雄が参加しています。何回も繰り返して聴いていると歌唱パートが微笑ましく感じてきます。
Bye For Now/T-BOLAN
最後に紹介したいのが、T-BOLAN。正直流行っていた当時は全然存在を知らなくて、芸人の世界のナベアツがネタで使っていたのがキッカケで知ったアーティストです。同世代でT-BOLANを聴いていた人に出会ったことが無いです。「これぞビーイング」という雰囲気がすごく好きで、ビーイングの中では今一番聴いているアーティストです。
まとめ
以上ビーイング所属の7アーティストの好きな曲を挙げてみました。1990年の日本音楽シーンはこの後、安室奈美恵、globe、TRFなどいわゆる「小室ブーム」がやってきます。小室哲哉プロデュースの曲も家に転がっていたし、町中で流れていたので覚えているけれど、音楽好きな自分が、音楽に触れ始めた原点を辿ってみると「ビーイングブーム」だったのかなと思います。音楽好きの人は自分の聴いてきた音楽のルーツを辿ってみるのは面白いので試してみてください。ではでは。
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