コミュニケーション能力、本当に必要なのは『話す力』でなく『聞く力』

どの時代を生きていくのにも必要な能力としてコミュニケーション能力があげられる。SNSでネット上のやり取りが当たり前になった今の時代でもコミュニケーション能力(コミュ力)は必要だと思う。

 

けれど,この『コミュ力』は何も話が上手い人だけがコミュ力が高いわけではないと思う。自分も話すことははっきり言って苦手だ。それよりも、相手が話したいこと、相手から引き出したいことを聞くことができる『質問力』の高さがコミュ力の大きな部分を占める場合も多いと思うのだ。

 

コミュ力が高い人というと、社交的で明るい人でなくてはいけないみたいなイメージがあるけれど、そうではないと思う。むしろ、相手や冷静に観察できる観察力や、自分のことを冷静に分析できる内省力が高い人のほうが本当はコミュ力を持っていたりする場合はある。



 数年前に、阿川佐和子さんの『聞く力』が大ベストセラーを記録したけれど、このような本が売れること自体、世の中の人々が求めているのは『話す力』より『聞く力』であり、この能力の重要性について実感している証だと思う。

 

自分自身を満たしたいがために、ひたすら自分を誇示し続けるだけでなく、相手のことを尊重し、良いところを見て、その部分を引き出してあげることがより重要だと思う。

 

相手の良さを引き出す『聞く力』。実践できるように日々の生活から意識すると自分の心の中に言い聞かせていきたい。

 



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