プレミアリーグ×日本人

こんにちは。今、日本サッカー界を最も賑わせているのがFC東京の武藤嘉紀のチェルシーからの公式オファーというニュース。

 

 

ネットを眺めれば色々な意見が交わされているけれど賛否両論ある感じだ。

現在プレミアリーグで首位を走るメガクラブからのオファーだからその事実はとてもポジティブに捉えて良いと感じる。

 



 

 

 

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小宮良之さんが書かれているように過去にプレミアリーグでプレーした日本人選手から考えてみると、日本人選手にとってはとてもタフなリーグだという現実が浮かび上がってくる。

 

過去イングランドプレミアリーグ(1部)でプレーした(している)日本人選手は以下の通り。

 

 

 

稲本潤一(アーセナル、フラム、WBA、カーディフ)

 

戸田和幸(トッテナム)

 

西澤明訓(ボルトン)

 

中田英寿(ボルトン)

 

宮市亮(アーセナル)

 

李忠成(サウザンプトン)

 

香川真司(マンチェスターユナイテッド)

 

吉田麻也(サウザンプトン)

 

 

 

この中で年間を通してレギュラーを張ってプレーした選手となるとフラム時代の稲本位しか居ないという厳しい現実がある。

 

中田英寿はキャリア晩年であり(とはいってもまだ29歳のシーズン)、怪我に悩まされていた。

 

今現在の日本代表のエース香川真司も1年目は怪我を除くとまずまずの結果を残したが、2年目はファーガソンからモイーズに監督が代わり、出場機会が激減。

 

(個人的にファーガソンのままだったら香川のユナイテッドでの立場は違うものになっていたと思う。)

 

モイーズからファン・ハールに代わった今シーズンのチームの構想から外れ古巣ドルトムントへ復帰した。

 

現在唯一プレミアリーグでプレーしている吉田麻也は健闘しているが、本来のセンターバックではなくサイドバックとしてプレーしたり控えを温めたり、絶対的な存在にはなり得てない。

 

過去の日本人選手を振り返ってみても優勝を争うようなクラブでプレーしていたのはユナイテッド時代の香川だけである。

 

現在プレミアリーグ首位のチェルシーに行くということはそれ以上に厳しいレギュラー争いが繰り広げられていくことになる。

 

チェルシーの2列目はベルギー代表のアザールを始め、ブラジル代表のオスカル、ウィリアン、2014年W杯で日本代表が大敗したコロンビア代表のクアドラードなど錚々たる面々がいる。

 

この中で武藤がいきなりレギュラーを掴むのは難しいと思う。レンタル経験を積ませるという方法もあるだろう。けれど、ジョゼ・モウリーニョという世界きっての名将の元で日本人選手がどう成長していくのかはとても興味がある。

 

まだJリーグで1シーズンしか戦ったことがなく、FC東京へ残るべきだという意見もあるけれど日本代表が強くなっていくためにもメガクラブでプレーするような選手が出てくることは必要だと思う。

 

Jリーグでも成長出来ると思うけれど、本田、香川、内田、岡崎、宇佐美など海外で揉まれて一皮剥けたお手本はいるので武藤にも向かっていって欲しいと思う。

 

 

 

最後にだが、小宮良之さんに今の日本人選手の中でプレミアリーグで通用する選手はいるのが聞いてみたら返事を頂いた。

 

 

 

 

 

 

返事がこちら。

 

 

プレミアリーグに一番近い日本人は、岡崎慎司と内田篤人という意見でした。両選手共岡崎はレスター、内田はアーセナル移籍の噂が出たこともあった。

 

プレミアリーグ好きな自分にとって日本人が活躍してくれる日が来て欲しいと強く思います。ではでは。

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