SONGS(SEKAI NO OWARI編)を見て考えた「夢不要論」
NHKのSONGSという番組が好きでよく見るんだけれど、9月19日の土曜日はセカオワことSEKAI NO OWARIがゲスト。最近セカオワの「花鳥風月」という曲がすごい好きでよく聴いていたのでタイムリーなゲストだった。
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スタジオに集まった200人の中学生からの悩みや疑問にセカオワのメンバーが答えていくというコーナーありました。そこで、ある男の子と「夢」について次のようなやり取りがあったので興味深く見ていた。
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中学生 : 僕は将来、英語関係の仕事に就きたいという夢があってそれについて 悩んでるんですけど、セカオワさんたちは今英語の曲とかを出してるじゃないですか。セカオワさんたちの今の夢とは何ですか?
Saori : 夢を持たないバンドとしてね、ずっとやってきたんだよね。っていうのにはちゃんと訳がありまして。例えば、どこどこでライブをやるとか何枚CDを売るとか、もう分かりやすく達成したと分かるような目標を立てると、そこで....
Fukase : 叶っちゃったら人生終わっちゃうじゃん。
Saori : 終わってしまうので、登山の頂上を目指すんじゃなくて、ずっと4人で登り続けることが夢なんじゃない?とかって言ってるんですけどね。
Fukase : そうだね、あとすごい、4人で居続けることを夢にしてて、でもそれって難しいことで、達成する大きい夢っていうよりも、4人でずっと楽しくいられることが俺は一番の夢だと思うし、それが一番僕らにとって....まぁ簡単ではないじゃない?
Saori : 全然簡単じゃないですね。
Fukase : 誰もCDを買ってくれなくなったら、みんなそれぞれ仕事を始めなきゃいけないからね。そのためには、俺たちはずっと、ミュージシャンで居続けなきゃいけないから、それがなんか、僕らの目標です。
このセカオワのバンドとしての考え方が自分と似ているところがあって、昔から「〇〇になりたい」とか夢を抱いたことはなかったと思う。それは今も変わらなくて、目標とかやってみたいことが見つかることはあるけれど、それは自分が「幸せ」という状態を感じるための手段にすぎないんだと思う。
その時、その時、自分が面白かったり夢中になれることをとやり続けていけたらまぁそれで良いんじゃないくらいのスタンスです。楽(らく)しながら生きることとは違うけれど。
「夢に向かって頑張る!」みたいなキラキラした考えは自分は無いしこれからも変わらないかなと思います。夢としていつまでも自分の遠いものにしておくんじゃなくて、目標として捉えて行動に移して生きていたいなと。
この「夢不必要論」の材料として、先日放送が終了したヨルタモリでSMAPの草彅剛がゲストの回があるけれどそれはまた日を改めて書きたいと思います。ではでは。
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