『京都精華大ひでつうゼミ公開講座、家入一真×サオリリス』に行ってきた。

今週の月曜日に京都精華大学で行われた、家入一真さん×サオリリスさんによる、『ひでつうゼミ公開講座、クリエイティブ演習』という面白い授業に行ってきました。

 

京都精華大の学生だけでなく、一般にも公開している講座だったので、前日の日曜日くらいにたまたま見つけて行ってきました。

 

大学の時に国際ビジネスについて学んでいて、経営者の本を夢中で読んでいた時に家入さんの存在を知って、家入さんが手がけたシェアハウス『リバ邸梅田』に行ったことはあったけれど、本人をお目にかかるのは初めてでした。

 

アニメとか漫画サブカルチャーに疎いので、サオリリスさんのことは、正直全然情報がなくて、Twitterで生前葬をやったみたいなツイートを見たくらいのほぼゼロの知識でした。

 

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 サオリリスさんも家入さんも、本当に素敵な二人でした。為になる金言的なもの も沢山飛び出してメモを書く量が半端なかったです。サオリリスさんは日本初の『コスプレアニソンDJ』という職業を作り出し、認知させたすごい人なんだと知りました。

 

講座の中で『行動を起こしたいけれど、動けない時にどうしたら良い?』みたいなテーマがありました。

 

それに対して行動を起こす時の動機としてサオリリスさんが『生きていたらいつ死ぬか分からない。もしかしたらこの後車にひかれるかもしれない』みたいなことを話していて、自分が日頃考えていたことと一致して、自分の考え方を共有できる人が現れて嬉しかったです。

 

家入さんが行動を起こすために準備をし過ぎると、『根拠の無い自信』が『根拠の無い不安』に変わるということを話していてそのとおりだと思いました。

 

また、近年はビジネスを起こす時などに、『リーンスタートアップ』呼ばれる、小さく立ち上げて色々トライする手法が主流ということも知ったので、関連書を漁ってみたいと思います。

 


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 また、講座の中でゼミの主催者、高橋ひでつうさんが自分の人生を変える方法として、大前研一さんが唱えていた3つの方法を言っていてこれは頭の中にすごく残りました。

 


<人生を変えるための3つの要素>
①付き合う人を変える
②住む場所を変える
③時間配分を変える

 大前さんはこの言葉に加えて、『決意を新たにすること』が最も無意味なこととも言っていて、それは確かにあるなと思いました。自分を変えるには、自分のが目の前を生きている景色や、人間関係を変えることが劇的に変わる方法なんだと思います。

 



 家入さんは他にも『自分が生きていて焦りを感じているときは他人と自分を比べている時』ということも話していてこれもハッとさせられました。

 

ライバルを作って、負けないように頑張るという生き方も悪くはないのだけれど、行き過ぎると、嫉妬や焦燥といったネガティブな感情が芽生えることにつながってそれは自分にとってはマイナスになると感じました。

 

家入さんは嫉妬を感じたら、本人に嫉妬していることを話してしまうと言っていました。家入さんのこういう自分の弱さを平気でさらけ出せる部分は本当にすごいなと思います。

 

自分の強い部分だけしか見せない人にはあんまり惹かれないけれど、『弱い部分を出せる強さ』を持った人は強いと思うし、凄いと感じるタイプの人だと感じました。

 

長々書いてきたけれど、これでも物足りないくらい本当に充実した時間でした。6年間学んだ大学時代は手を抜いていたわけではないけれど、『単位がほしいから』とか『卒業したいから』みたいな目先のことに囚われていたと思います。

 

けれど、こうして自分が本当に興味が持った分野についての講義はより多くのものを得たいと思って集中するし、より貪欲に学べるような感覚を覚えました。

 

講座を終えて感じたことは『学ぶことは楽しいこと』ということ。これからも自分のアンテナに引っかかったことをより深く知りたいし、そのために行動していきたいと感じさせてくれた90分間でした。

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