『人間』という弱い生き物の集まり

今日は人間とはどういう生き物なのかなと考え続けていた気がする。

 

モヤモヤするので言葉に表してみる。

 

自分が生きているモチベーションになっているのは、

 

「会ったことがない人間と出会いたい」、「行ったことがない場所へ行きたい」

 

「これまでにやったことが無いことをやりたい」

 

そんなこと。ちっぽけだけど大きなこと。

 

これから生きていれば、新しい経験をして、

 

会ったことがない人に出会う時が来る。

 

会ったことがない人のことなんて分からないけれど、

 

これだけは言えることがある。

 

それは、世の中に「強い人間」なんて存在しないということ。

 

人は他人を評価するとき、最初は表面的な部分や綺麗な部分しか見ようとしない。

 

これは誰でもそうだと思う。

 

けれど、その見えている世界はその相手の断面をを切り取って

 

見えている世界、言ってみれば全体の一部分でしか無いと思う。

 

人は人を幸せに出来るし、人を笑顔にしたり自分の生きる世界を広げてくれる。

 

でもそれと同時に人を平気で傷つけたり、過ちも簡単に犯せるのもまた人間だと思う。

 

それは相手だってそうだし、自分だってそう、皆同じ。

 

そう思うと人が犯した一度の過ちという、一部分だけを切り取ってその人全体を否定してしまうことは

 

とてもではないけれど出来ない。

 

自分だって過ちを犯したことがあるし、これからも犯すかもしれないし。

 

自分の生きる指針というか目指す世界として、

 

人が犯した過ちに対して、もう少し寛容な世界が広がっていけば良いのかなと思う。

 

人生で失敗して転んでしまった人に対して、

 

ダメなところはダメと言うことは必要だけど、

 

そんなに周りが過剰な正義を振りかざす必要なんてないと思う。

 

起き上がろうとしている人に対しては温かく見守れる世界がいいな。

 

人間なんて皆弱い生き物だからさ。