放送中止になったカップヌードルCMを書き起こしてみた。
カップヌードルのCMが放送中止になることが発表されました。
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僕はこのCMを初めてみた時、「久しぶりに面白いCMを観たな!」と思いました。
(このメンツにムツゴロウさんが入っているのはなぜなのかよく知らないんですけど。)
今年のベッキー&ゲス極川谷から始まった一連の"不倫バッシングブーム"の煽りを受けたのが主な理由だと思うけれど、芸能人の不倫とか浮気とかそんなに興味ありますか?
というのが率直な気持ちです。
ネタとして面白くイジっているならともかく、SNSやコメント欄などを見るとガチで切れてる人が多いのはゾッとします。
今回のCMもちゃんと観ると良いこと言ってるんですよ、"おバカ大学校長"のビートたけしさんの言葉を引用してみたいと思います。
校長(ビートたけし) : 馬鹿になる。それは自分をさらけ出すことだ。
機械工学部教授(小林幸子) : 人の心は自分でつかまなきゃダメなの!
校長 : アンタ自身の生き方を貫くってことなんだ。
生物学部教授(ムツゴロウ) : 噛まれて初めて分かることがあるんです。
校長 : 世間のこととかどうでもいい。
心理学部准教授(矢口真里) : 二兎を追うものは一兎をも得ず。
校長 : 大切なのは自分の声を聞くってことなんだ。
芸術協力学部(新垣隆) : 肩の力を抜いて。
校長 : お利口さんじゃあ時代なんて変えられねえよ。諸君、いまだ!バカやろう!
これを書き起こしてみて初めて分かったんですけど、矢口真里さんだけ肩書が准教授っていうのと新垣さんの担当学部が芸術協力学部なんですね。
すごく良く出来たCMだし、それぞれの人の犯した罪がユーモアとして消化されていって誰が損するのっていう気持ちが強いです。
たけしさん扮する校長の言っているように時代を変えられるのは、世間がどうだとか気にしている"お利口さん"じゃ無理だなと思います。
このCMを批判している人たちは"お利口さん”で時代を変えられるような人は一人も居ないとは思います。
「バカやろう!」と大々的にキャンペーンを打った日清はクレームに簡単に引き下がって欲しくなかったです。
世間というものを強く感じた今回の騒動でした。
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