相手をリスペクトすることと、相手に媚びることは違う。
これはふと思ったことです。
せっかくなので、頭の中に残っているうちに言葉に残しておこうと思います。
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日常生活を送っていて、様々な人に出会っていると、この人いいなぁとか、すごい人だなぁと思う人に出会うことがあります。
この状態がいわゆる相手をリスペクトする、尊敬する状態なのだと思います。
家族であったり、友人であったり、仕事仲間であったり、誰しも大小の違いこそあれ、そう思う人はいると思います。
そう思える相手がいること自体は悪いことではないと思います。
むしろ、そう思える人たちに囲まれて生きられてるとしたらそれは幸せなことです。
けれど、相手をリスペクトすることと、相手に媚びることは違うなとも思うんです。
これをはき違えている人が世の中には多いのかなとも感じます。
「尊敬」という言葉を辞書で引いてみると、「その人の人格を尊いものと認めて敬うこと。その人の行為・業績を優れたものと認めて、その人を敬うこと。」と出てきます。
一方、「媚びる」という言葉を辞書で引いてみると、「他人に気にいられるような態度をとる。機嫌を取る。へつらう。」と出ます。
この二つは似ているようで、持つ意味合いが全く異なるものだと思うんですね。
インターネットが普及してTwitter、FacebookなどSNSが浸透している今の世の中、これまでは出会えなかったような著名人の人とも繋がれるようになりました。
スポーツ選手や歌手、政治家、実業家など様々な人がSNSを利用してます。
もちろんそれらの人たちのことが好きで、リスペクトの気持ちがあるのは個人の自由だと思います。
僕も著書などを読んで良いなと思った人などはフォローさせてもらっています。
けれど、その人がやること為すこと全てを許容しているのかと言われるとそうでもないと思います。
人間は非完璧な生き物、長所もあれば、短所もあるのが当たり前ですから。
ブログということで個人名を挙げてみると、イケダハヤトさん。
ブログにある程度精通している人なら知らない人はいないと思います。
僕はイケダさんのコンテンツを生み出す量・スピードや、高知に移住するなどの行動力、周りを巻き込んでいく力は本当に凄いなと思っています。
一時的に書くことは出来ても、書き続けることが難しいですから。
けれど、その一方で「煽り記事」と呼ばれるような、他の人を蔑んで注目を集める手法は好きではありません。
それらを全肯定して、彼に呼応するように動いていくいわゆる「イケハヤ信者」と呼ばれる群れも同様です。
もちろんブログの世界では成功している人だし、参考にさせてもらっている部分もあるけれど、それらは彼の全てではなくて、あくまで一部分です。
これが「リスペクト」すると「媚びる」ことの違いなのかなと思います。
ネットの世界でも、現実世界でもこのことを理解しておくことは人間関係や物事の全体像をつかむ上では大切なのかなとふと感じたのでした。
ではでは。
- 作者: イケダハヤト
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