レールからはみ出ることを怖がる人たち
こんばんは。
久々のブログ更新です。
一歩踏み出すことが怖い人は、一歩踏み出すことで起こりえる問題を過剰に大きく見ていると思う。どうして過剰に大きく見てしまうかといえば、はみ出す経験が人生で少ないからで、大人の言うことを素直に聞いているとそうなりがち。
— 為末 大 (@daijapan) November 4, 2016
元陸上選手の為末大さんがこのようなツイートをしていました。為末さんは元アスリートなのに哲学者並に抽象的な物事を言語化することに長けた人だなといつも思います。
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趣味でも仕事でも新しいことに挑戦したいという人はたくさんいると思います。
今いる環境から飛び出したい人、自分を変えたい人。
けれど色々な人に出会っていると、「○○したいんです!!」みたいな目標か夢か分からないですけど、言うだけ言って何もしようとしない人が多いなと感じます。
ぼくは人生に大それた夢も目標も別にいらないと思っていて、
自分が今日やりたいことを決めてやる。それだけで十分だと思っています。
「決めてやる」というシンプルな言葉を使ったけれどこの言葉を噛み砕くと、
「これをやろう」という決断力と「実際にやってみる」という行動力が伴って「やりたいことをやる」というのは成立するのだと思います。
為末さんのツイートを読んで、踏み出せない人、新しい挑戦ができない人は
「はみ出した経験」が足りていない人という新しい気づきが得られました。
小学校、中学校、高校(高専)、大学(専門学校)となって社会へ出ていくというのが
今の日本ではいわゆる「レール」と呼ばれるものなのだと思います。
けれどレールからはみ出さないように生きてきた人、
社会のや周りの大人のルールに従順に生きてきた人が思いきった人生を歩むことは難しいのかなと思います。
ぼくの場合はまず高校で第一志望に入れなくて、大学で第一志望に受からなくて、おまけに入った大学で留年して挫折の繰り返しでした。
英語が勉強したくて国立大学の情報系の学部からから私立大学の語学系の学部へ編入しました。卒業後勤めた上場企業も楽しそうに仕事をしていない先輩の姿を見て辞めました。
特に大学以降はレールから逸れっ放しの人生を歩んできたので、
為末さんの言う「はみ出す力」は磨かれてきたと思っています。
特に変化が激しい今の時代、一歩踏み出すことを怖がる人は厳しいと思います。
逆に考えると「はみ出し慣れ」してしまっている人の方が強い時代。
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スプツニ子!さんじゃないけれど、
「はみだす力」を備えた自分の頭で考えて決めたことを行動に移せる人、実行できる人。このような人が求められている時代だと思います。
ではでは。
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