自己顕示欲と上手に付き合うということ。
インターネットが発達した現在、
ブログ、SNSで個人が自由に発言できる時代になりました。
その際に向き合う必要あがあるのが人間の「自己顕示欲」。
自分を人にアピールしていくという行為です。
この欲求は一見悪いことに見られがちです。
認められたいという欲求が行き過ぎてしまいがちだからです。
けれど、この感情、欲求自体は大小の違いこそあれ、
誰でも持っているものだと思うし、必ずしもネガティブなものではないと思うのです。
人に認められたい承認欲求や満たされていという気持ちは誰しもが抱えている。
小さいとき先生に褒められたかったのと同じように、大人になっても人間の本質は変わらないと思います。
だったら、自己顕示欲を持つこと否定するより、
上手くコントロールして、共存していくことを選んだほうがいいと思うのです。
よくないのは他人と自分を比較してしまうこと。
「あの人より自分は優れている」とか逆に「私は○○さんよりも劣っている」と勝手に落ち込んでしまうこと。
競争意欲は自分を駆り立てる材料になる反面、
行き過ぎて相手を憎んだり蔑んだりすることにもつながりかねないです。
そのように人との比較を考えるのでなくて、
ただ自分を満たすために使う自己顕示欲ならいいとぼくは思うのです。
個人が誰でもオープンに自分を表現できるようになったこの現代。
「自己顕示欲」と上手に向き合うことは大切だなとふと思うのでした。
- 作者: 山竹伸二
- 出版社/メーカー: 講談社
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